書いてるうちにおもいだすことも多い。

退院後、はじめてまともに眠れた。入院中は眠剤入れて無理に寝てた。退院後は使わずにしていたら眠れなかったのでそのままにしておいた。そろそろきついだろうとおもっていたら眠れたのでまあいいかも。
日ごろお世話になっている京阪神在住の方よりメール。実はこの方のご××がきのうとある××の××だったのだが、無事××した模様。安堵するとともに感動した。自分のことが他愛なくおもえてきたわ。
ひたすら、食う/休む/書く/休む、を繰り返す。
五感の感度が全部5割増ぐらいの感じ。聴覚は戻ろうとしているのだからそれでいい。視覚はもはや、眼球が器官としてまっとうに機能するための能力の限界に達しているようだ。平たく言うと疲れているということだが、たんなる疲れ目の域を超えている。おまけに左目は瞼が閉じにくいので、自分で留意しないとひどく乾き角膜を傷めることになる。要は小まめに点眼と休息が必要なうえに、寝ているときもできるだけ保護したほうがよいということだ。
眠れないのでただ目を閉じて休んでいると、およそろくなことはかんがえない。なるべくかんがえごとはしないようにしたいのだが、脳が動きたいのなら仕方あるまい。
体を休ませる一方で、その回復しているという訴えにも応えてやりたいのだが。
なにせアレだから(笑)。
髭を剃る。剃るというか、もはや草を刈っているような様子になった。
白い巨塔」の再放送を見て泣いてみたり。いろいろなものが去来する。「新世紀エヴァンゲリオン」の最終回を精神科入院時に見たときのような爆笑カタルシスはないのだが、まあ開放して快方にむかっているんだろう。
母親が「よかったね左手で」とか言うので頭にきた。きのう耳鼻科で受けた話をしたばかりじゃねえかっての。どうしてこう間の抜けたタイミングでものを言うかね。まったく忌々しい。だんだん自分が試されているような気分になってきた。
部屋に戻ると友だちからメッセージがあった。また酔っ払ってるよこの人。こっちが飲んでいないときにむこうが酔っていることはこれまでも結構あったが、だんだんおれも苛立つようになってきた。
と、気づいたら、おれが部屋に戻る30分も前の時間づけでこの人からメールがあった。「もう酔いは覚めました」とか書いてある。
というわけで、いろいろなことがまずいと感じた。反省する。ステロイドの服用のせいで攻撃性が増していると解釈するのはあまりに安易なので、とにかく回復への徴候だと理解するようにした。苛立つ自分を責めすぎないようにも反省。ああ支離滅裂。
自分のサイトでちょっと告知。
相方に電話。メールでは知らせたが、電話で話すのは退院後はじめてだ。
まあよかった。
「鈴木さん、お願いだから今後下の階で寝てっ」と言われる。「そういう問題じゃねえだろ。やっぱ問題は……タバコかなあ」と言い返す。ほかにももちろんあるのだが一番大きそうなのはこれだということにしておいた。
……が、結局本当のところを話すことになる(笑)。
「××転べばドンキが燃える、ってことだね」と勝手に結論づけられる。いや、おれが発端じゃないから、おれもその途中のひとつにすぎないから、つーかまだ続きそうなのはどうなのかと。
少なくともこうして「おれが」ムダ話できるのは「おれが」回復している証しだろうと確認して電話をおいた。
また今年の日記やメールログや、とくに8月からの日記を読んでみた。何度繰り返して読んでるんだろうかね。今年自分はなにをやってきたのかを見直すだけじゃ進展もないのだが。
とかいう感じの金曜日だったように記憶しているような、でっち上げたような(笑)。