構の無き所をいづれも皆活人剣と云。

7時15分ごろ起きる。5時間程度の睡眠か。もっとたくさん寝たような気がするのだが、ということはそれなりにすっきりしているんだろう。
いい具合に腹も減っている。食事。
一服するまもなくあれこれと雑事に追われる。あれこれ片づけてひと息。
相方にメッセンジャーで声をかけてみた。ちょっと風邪気味だったらしいがよくなったようだ。30分ほど話して終える。
仕事。書かないと。
13時20分ごろ得意先に電話。さすがにいい加減放置プレイに耐えられなくなってきたので(笑)。
ようやく担当者と話すことができた。で、なんとか一件落着。ずっと保留のままの事項だったのでどうにか気分がすっきりした。
すっきりしたところで食事。朝食が早かった割には遅いな。


一服して休む。なぜだかきょうはもうなにもしたくない。外はものすごく天気がよい。嫌がらせのような青空だ。
そんな午後の憂鬱に浸っていたらこれだ。道理で憂鬱になるわけだ。

コンクリ詰め殺人の準主犯格、逮捕監禁で懲役7年求刑
昨年5月に東京都足立区で知人の男性を車のトランクに監禁するなどし、逮捕監禁致傷罪に問われた元会社員の男(33)の公判が18日、東京地裁であり、検察側は懲役7年を求刑した。
男は1988年の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の準主犯格で、検察側は論告で「『おれは人を殺したことがある』などと、前回の事件関係者の感情を踏みにじる脅迫文言で再犯に及んだことは、犯罪性向の根深さをうかがわせ、厳重な処罰が必要」とした。
弁護側は最終弁論で「前の事件とは性質が異なり、結果も重大とは言い難い」と述べ、結審した。判決は3月1日。
(以下略)
(読売新聞) - 1月18日11時23分更新

読売新聞の全文記事はこちら。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050118it03.htm
くそ。去年の沈鬱な心地が蘇る。もちろん当時のもだ。


救命病棟24時」の再放送の最終回を見る。見ながらヴィヴィアングリップを握る。
見ているあいだに友だちからメール。そのむかしはとある編集プロダクションにいた男で、おれもしばしば仕事を受けては意図が判然としない企画を強引にかたちにしてやったり、デタラメな制作進行管理のもとで信じられないような納期で書き上げてやったりと年中尻拭いばかりさせられていたやつなのだが、2年ほど前に退職してからはずっとフリーターをやっていたのだ。そいつが某編プロに内定が決まり、2月頭から勤務予定とのこと。そりゃよかった。
さらに、内定をもらっているというのに今週末に某版元の面接を受けることになっているらしい。一次審査はとおったそうだ。できれば編集プロダクションよりその版元に入りたいようであるが、2年もフリーターをやっていたんだから上出来じゃないかとおもう。とはいえやつも結構真面目に最後の就職先を探しているようで、まあそれなりに思惑もあるのだろう。
放送を見終わってから祝辞のレスを送った。


本当になにもやる気がないので休む。レスを打っているときもなぜかキーボードを叩く音が左耳に響いた。そんなに強く鼻をかんだつもりはないのだが、やはり耳には刺激が強いんだろうか。これでも耳抜きしたくてたまらないのを我慢しているのに。
ソファで休んだまま寝入った。


22時55分に起きる。
鼻をかんだらまた左耳が痛かった。なんか具合がわるくなったのかなあ。
きょうはせっかく早く起きたというのにこんな調子である。われながら嫌気がさす。
気分だけでなく体も冷え込んでいるので(またソファで寝るからだろうがこのバカは)しょうが湯を入れて飲む。
酔っ払いの友だちのブログを読んだら妙に落ち込んでいるようだ。なんでこう不思議にシンクロするもんかね。メールする。
最近、数ある座右の書のなかの一冊としてすっかり定着しつつある

兵法家伝書―付・新陰流兵法目録事 (岩波文庫)

兵法家伝書―付・新陰流兵法目録事 (岩波文庫)

を繙く。こんな腑甲斐ない日こそ、先を急ぎ焦慮することなく心を平らかにもちたいものである。
「太刀をもちては、うたんとおもふ所、かたんとおもふ所、合せんとおもふ所、此三つ、何も心のすたり、病気の出る所也。是は皆、我が諸作を我と驚く所にて候」