治すためには仕方ないと割りきるしかない。

12時ごろ起きる。計ったようだな。

11時52分づけで

食事して部屋に戻ると


人がせっかく仕事やってるというのに17時半ごろ相方から電話。邪魔すんなっつーの。おまけにまだ若松孝二ナイトのチケットを買ってないとか。まったく。それどころか月曜日に撮影が入ってるから行くのはちょっと辛いかもとか言い出しやがる。バカ者め。とりあえずおれの分は買ってこい。
こっちが言うことを言ったらあとはまた延々こぶ平の話をきかされた。話といってももちろん悪口。飽きないねえお前。
「おれら下町生まれで下町育ちの人間はそういうことでいちいち怒らないんだよ。襲名がけしからんとか言ってるのはお前みたいな東京にいる地方出身者なの」
「そりゃそうでしょうよ。鈴木さんはある意味こぶ平と同じ人種だもんね」
「あんなにお坊ちゃんじゃねえよ」
「違うよ。下町に生まれてそのまんま40年前後育ってきてるような人って意味だよ」
「ああ。まあね。大学時代は離れてたけど」
「もしも鈴木さんが近所だったらどうなのよ? 家に山口百恵石原裕次郎がきたとか自慢してるようなやつだよ? あんた絶対いじめてるでしょ」
「おれんち月の家円鏡きたことあんもん。子どものころ。親父が知りあいだったんだ」
「……ふーん」
「でもまあたしかに百恵ちゃんがきたとかきいたら羨ましいよな。つーかやっぱ普通にお坊ちゃんだから羨ましいだろ。おれが葛飾じゃなくて根岸に生まれてたらむしろ友だちになる。いや大の仲良しになりたい」
「へえ」
「んでさ、この歳になっても昼とか押しかけてって香葉子にメシ食わしてもらってさ、こぶ平のレコード借りパクしたりとかさ、泰葉におれのCDでちょっとピアノ弾いて欲しいんだけど頼んでくんないかなあとかさ、そういう無駄話しながらお替わりする。襲名は……まあよかったねとか適当に言っといて、んでちょっと包めばいいだろ。そんな生活したい」
「いいよね夢が小さくて」
「うるせえよ図体だけがデカいデブ」
まあいつもの調子で19時すぎに終えた。


食事をすませ洗い物を片づけお茶をつくる。
また仕事。
23時半すぎ、酔っ払いだけれど生真面目な友だちからメッセージ。

「こんばんは。忙しくなければ返事ください」
「ん?」
「調子はどうなんですか」
「ゑ? 右腕?」
「精神的にです」
「ああ。なんかもう居直ってるよ(^^;」
「そうですかぁ」
「居直ってるってことは大丈夫なんじゃないかな」
「はい。了解でございます」
「わざわざありがとうね」

本当にいつもありがとう。その後雑談諸々。1時半前に終える。

23時49分づけでサリーちゃんからメールがきていた。レス。

><

2時35分づけでまたサリーちゃんからレスがきたのでちょっとやりとり。
寝る。