回復の過程で、また自分の器をはかるようだ。

また6時間睡眠でよかったと感じる。確実に休めているわ。しかも一度3時間ほど寝て起きてからの二度寝である。それが連続6時間睡眠とは喜ばしいことこのうえない。
鶏肉とかいつも食ってるものがひどく体に染みていくような気がする。五感の感度が高いとたいていろくなことがないからこそおれは日ごろ感度を下げて生きているのだが、まったくいいことがないってわけではない。とはいえこういう状況下でそれを実感するのならやっぱり面倒なものだ。
なんで鶏肉を焼くだけでレンジまわりがこんなに脂ぎってるのかね。つーかなんでみそ汁の鍋まで脂ぎっていてもつだけで手が汚れるんだよ、焼くときにこの鍋をどかそうとしないのかまったく、と、鶏の脂でさえ疎ましくおもうほど脂にたいして過敏になっている自分がいる。こういうのは面倒と呼ぶに相応しい。
昼下がりにだらだらと「ごきげんよう」とか「愛のソレア」とか見る。「ごきげんよう」はきょうから年末恒例の明石家さんま3デイズだ。しかしうるさい男だ。きょうにはじまった話じゃないだろうが、気に障るということ自体がまた鋭敏さのなせる業なのだろう。
いろいろかんがえて少し悩んでから、たばこを吸ってコーヒーを飲んでみた。
脳にはこない。体にはちょっときた。冷や汗が出て、指はたどたどしくなり、便意を催した。
なるほど。
いろいろ確認してひとり納得して、排便後相方に電話。出ないわ。クソは出たのにお前は出ないのかとひとり吼える。
夕方に、さきおととい酔っ払っていた友だちからメール。きのう一日かけてあることを仕上げていたようだが、それも無事終わったようだ。そりゃよかった。さらにおれのブログを見たのか「私夜酔っ払ってるんですねぇ」と呟いていた。「知りません(笑)」とレス。
そのあと、ユニットを組んでいる大阪の相棒からメール。なんかぼやきモードである。なんかみんな疲れてるなあ。おれは相方に自殺だとおもわれているようなのだが、潜在的にそういう欲求があったかどうかについて言うと否定したいところなんだが。ううむ。
たわむれに試してみたら、左手でグワシができた……なんだよ。薬指の関節が固まってるからなのかと訝ったが、ぱんぱんに膨れていた小指の関節が曲がるようになったってことが大事だろうにと反省した。いや、腫れて膨れていることには変わりないのだが。
たわむれに「キル・ビル vol.2」のDVDを見てみた。パイ・メイの猛修業(しかし修行と書くべきじゃないのかなあ、これ)の章が、痛さ5割増。うう。視覚的にもだが音が直接痛いのである。格闘の効果音を聴くだけで痛いし、板を殴るときの打撃音は全身に鈍く響く。うう。
たわむれにさきおとといチャットした友だちの酔っ払っていなかったほうにまた話しかけてみる。
すでにゆうべから早くも両手でタイピングしていたのだが、チャットしてみるとわかる。当たり前のことながらタイピング速度が上がっていると確認。包帯がとれて外気に触れて指を動かすことができるというこの状態を正しく把握すること、触覚から復活させることが大事なのである。まずはリハビリ、そしてトレーニングである。まあ左手はこの感じで治していこう。
しかしそうした身体の機能的なことよりも、チャットしていて相手の発言が絡みにくく感じられたことはどうであろうか。気のせいならよいが、またヤバいかも。
話を終えていろいろかんがえる。
ふう。
じゃ、全部ステロイドのせいってことで(^^ゞ