こと志とたがう……はずがない。ない?

10時40分ごろ起きる。ふう。よく寝たわ。
軽食をとり服薬しニュースなど。
いまさらだが、1月22日22時35分づけで酔っ払いの友だちから、同日8時8分づけでまた別の友だちからメールがきている。おとといは寝てばっかりのうえにきのうはまあまあ立て込んでいたので遅ればせながらおのおのにレスした。
12時20分ごろ相方に電話。出ないわ。
仕事。軽くね。ごく軽く。
15時ごろ打ち切って食事をすませ、ひと休みして「トレーニング」をやることにした。きょうはギターではなくベースを弾くことに決めた。
ウォーミングアップとヴィヴィアングリップのあと「おれ流サーキットトレーニング」をこなして準備万端。
んで、きょうの練習曲はこれ。

Vivid

Vivid

80年代後半に登場し、いわゆる「ブラック・ロック」の嚆矢となったリヴィング・カラーのデビューアルバムだ。「元祖ミクスチャー」とでも言ったほうが通りがよいのかも知れないが、おれは彼らの音楽をそうは呼ばない。ベースはマズ・スキリングス。当時は「ベース・マガジン」の表紙も飾ったほどである。彼らの初来日公演を新宿厚生年金会館で見たが、マズは最初から最後までほぼずーっと「逆手」で握って演奏していた。つまり手首が4弦側にきていて弦の上から掌をかぶせるようにネックを握り、小指から人差し指へという順番で運指していくという按配である。いやもちろん下降スケールなら人差し指のほうから運指していくことになるのだが、いやそれ以前に人差し指からはじまるスケールばかりじゃないのだからそもそも前提となっている運指がおかしいとか、そんな細かい指摘するなよ。おれが(モト冬樹風)。
とにかくまあ「器用だなーおい」とおもいつつ見ながらも「ほかにやることないのかよ」と彼のステージングにツッコミを入れたくなったものだが、もちろんおれがきょうこれを選んだのはそんなプレイをするためではない。普通に握って普通に弾いた。
練習の要領はこれまでのギターと同じ。アルバムかけっぱなしで弾く。
うむ。ほぼ問題なし。しかしベース2本ユニゾンで入ると耳に厳しいものがあるね(^^; あと、やや右手が追いついていないような気がした部分もあったので数曲復習した。
彼らはマズのあとになんとダグ・ウィンビッシュを迎え、凄まじい作品を残して解散した。おれにとって90年代は彼らとともに早々と終わるはずだったのだが(笑)ポーティスヘッドのようなユニットが登場するのだからなかなか世の中侮れないものである。
そして21世紀になってのリヴィング・カラー再結成である。おれにとって励みにならないわけがない。


「トレーニング」を終えてお手入れ。その後アマゾンでいろいろと本を探す。仕事の資料として購入したいとおもって見つくろってみたのだが、おもったほど安くなかったので意気阻喪した。つーか「必要」なものなんだから定価であっても買えばいいだろうに、そんなので気落ちするおれってどうなのかと。いや、こういうのは経費として認められにくいんだよねえ。と確定申告の季節風に言ってみる。食品や日用品だってスーパーの特売などをチェックして少しでも安いものを買おうとするもんでしょ。おれにとってはそれと同レベルの問題なのだが。なんでも経費として認められるなら楽器とかパソコンとかもがんがん買いまくりますよそりゃ(^^;
ああ、貧乏(涙)。


20時20分ごろ相方に電話。やっぱり出ない。相当怒ってるな。ううむ。ちゃんと口頭で謝りたいのだがその機会すら与えられないとは。ううむ。
気に病んでいても仕方ないとおもったら眠くなってきたので(なにそれ)寝る。


3時半ごろ起きる。左指の関節には固さがほとんど見られない。右手の腱鞘炎を心配していたのだが、痛みもない。お手入れは効験あらたかである。
相方に電話。出ない。もはや仕方ない。軽食をとってからメールを書いて送った。とにかく謝って、あと埋め合わせといってはなんだがおれのおごりでなにか飲み食いしよう、と。
しかしなんというか、もうこの生活リズムはほぼ定まりつつあるものとしてもう気にするのはやめようと1週間ほど前に決めたのだが(id:mackerel_can:20050116)やはり違和感がある。つまり受傷前の生活リズムに戻っていないことに違和を覚えるということは、とりもなおさず身心が本来の状態に回復しきっていないということを示すわけである。例の計画(id:mackerel_can:20050107)は、振り返ると「ある程度は」遂行してきたとおもう。おもうのだが読者諸氏*1がどうおもうかは判断しかねる。ぜひコメントでもトラックバックでも頂戴したいところである。
寝ぼけた頭が少し冴えてきたところで仕事してみたり、自分の本家のサイトの掲示板に書き込みしてみたり。
そんなことをしていて眠れるはずもなく、結局朝を迎えた。
これでいいのか? いいのだ。
うわべを糊塗しているつもりは毛頭ない(表題へ戻る)。

*1:以前「読者諸兄」をもじって「読者諸茎」と書いてみたのだが、読者は男性ばかりとは限らないうえに男尊女卑的であるのでやめた。「諸兄姉」をもじっても「諸茎雌」などとますますひどくなっただけなので、どなたかにこの難局を打開するべく妙案を授かりたいと渇望する所存である。