相方のこと。

ずいぶん前からこのブログをチェックし続けてくださっている読者諸氏はご存じかとおもうのだが、あらためて書いておこう。
「相棒」とは、おれが一緒にユニットを組んでいる在阪のノイズ・アーティストのことである。そして「相方」とは、まあマネージャーのようなものだ。去年の日記など振り返っていたらおれはこいつに仕切られていないと仕事ができない、というよりやらないことに気づいた(笑)。まあもちろんおれが自分で営業することもあるのだが(いまやっているものだってそうだ)こいつに突っつかれないとだらだらしがちである。
かつて「最も敵にしたくない類の人物」と書いたが(id:mackerel_can:20050125)人柄はよい。口がわるいだけである(笑)。むしろこいつが丁寧な口調で話すときはまさしく慇懃無礼で、暗に喧嘩を売っているときや怒っているときである。
われわれ2人が行きつけの新宿ゴールデン街の某店主催で土曜日ちょっとしたイベントがあったらしいのだが、その打ち上げのときに相方は酔った勢いでバカな「勝負」をすることにしたらしい。その店の常連客の1人と、どっちが先に彼女をつくるかで勝負だそうである。まったくもってバカバカしい。でもおもしろそうだ(笑)。
一応5月までという締め切りつき。買ったほうは負けたほうのおごりで5万円分飲めるとのこと。彼女ができたら店に連れてきてママに引きあわせ、お前は本当に○○の女か、ゆくゆくは添い遂げようとか頭にあるのか、などといった質問攻めの洗礼を受けて数回は通わなければならないというルールになっているようだ。女友だちに頼み込んだりプロを使うなどの不正行為を防ぐためである。
「いいなー、5万円もタダ酒。おれも参加させろよ」
「鈴木さんはね、その辺で拾った女連れてきて、しかもそれがママに通用しちゃいそうだからダメ」
「んなことねえよ。しかしいつまでもお前はその話引っ張るねえ。おれナンパなんかしたの多分あれがはじめてだよ。いや、あれナンパじゃないわ」
「吉原でゲロ吐きながら歩いてる女拾ったんだもんね」
「うるせーよ。金払ったんだからナンパじゃないだろ」
「とにかくね、絶対おれや××さんじゃ想像できないような裏技っつーかスキルを使ってね、勝っちゃいそうだからダメ」
というわけでおれは参加できないことになってしまったが、こうなったらぜひ相方に勝ってもらいたいところである。うまくいればお相伴に与ることができるかも知れない。
デブで髭面で坊主頭で逆さから見ても同じような顔をしているが、顔立ちそのものはわるくない。デブで糖尿もちだがそんなことはお構いなしに酒を飲んでいる。自分なりに制限したり休肝日を設けているようだが、それでも大酒飲みである。おまけに強い。おれとこいつがちょっと本気を出すと、10分かからずにボトル1本空く。外でそんなことをやると金がもたないので、いつも店ではちびちび飲んでいる。
もう一度書くが、人柄はよい。
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